五ケ所小梅の出荷最盛期 25トン見込む 南伊勢町のJA撰果場

【五ケ所小梅を収穫する山出代表=南伊勢町斎田で】

【度会郡】三重県南伊勢町船越のJA伊勢南勢撰果場で、三重の伝統果実に登録されている「五ケ所小梅」の出荷が最盛期を迎えている。6月3日頃まで、県内3市場に約25トンを出荷する見込み。

五ケ所小梅は、果肉が厚く漬け上がりの鮮やかさが特徴。果実の透明感から「真珠小梅」とも呼ばれていて、同町ではJA伊勢梅部会の33軒が約3・2ヘクタールで栽培している。JA伊勢の担当者によると、今年は天候が良く雨も適度に降ったため、生育は順調で果実も例年よりやや大玉傾向という。

同町内瀬の「ないぜしぜん村」(山出公一郎代表)では、出荷用と梅干しやジュースなどの加工用に約2トンを収穫予定。同町斎田にある15アールの梅園では、加工用に樹上熟成させた小梅を手摘みする作業に追われている。

山出代表は「昨年漬けた梅干しの販売が好調だったので、今年もたくさん漬ける準備をしている。ご家庭でもぜひ、五ケ所小梅を利用してほしい」と話した。