絶滅危惧種のミヤコカナヘビ初展示 鳥羽水族館、きょうから

【鳥羽水族館での展示は初となるミヤコカナヘビ(同館提供)】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3丁目)は21日から、トカゲの仲間で絶滅危惧種とされているミヤコカナヘビの展示を始める。施設での一般公開は全国で2カ所目といい、同館での展示は初めてとなる。

ミヤコカナヘビは沖縄県宮古諸島に生息する固有種で、平成8年に新種であることが判明した。

成体は体長約30センチで、鮮やかな緑色の体色が特徴とされ、個体数の減少から国際自然保護連合(IUCN)や環境省のレッドリストで絶滅危惧種に分類。沖縄県の天然記念物や、種の保存法の希少野生動物種にも指定されており、捕獲や譲渡が禁じられている。

日本動物園水族館協会(JAZA)加盟の施設では環境省や研究機関と連携した生息域外保全の取り組みが進められており、同館でも令和2年11月から北海道の円山動物園から譲り受けた個体30頭の飼育を続けてきた。展示への準備が整ったことから、一般公開を決めたという。

飼育を担当する三谷伸也さん(55)は「日本にもこんなにきれいな生き物がいることを知ってほしい。しっかり責任を持って守っていきたい」と話している。