田んぼアートに挑戦 伊勢の明野小と住民が田植え 三重

【田んぼアートの田植えに挑戦する児童ら=伊勢市小俣町新村で】

【伊勢】三重県伊勢市小俣町新村の約1300平方メートルの水田で18日、地元の明野小学校の5年生114人が、色の異なる稲で巨大な絵を描く「田んぼアート」の田植えに挑戦した。

農地の環境保全などに取り組む住民団体「水土里プロジェクトおばた」(辻経生会長)が、田んぼアートを通じて農業を身近に感じてもらおうと実施し、今年で8回目。児童らは田植えの後、苗の観察やかかし作り、稲刈り体験などを行い、米作りの大切さを学ぶ。

【今年の田んぼアートの絵柄を紹介する飯田君=伊勢市小俣町新村で】

今回の田んぼアートは、児童らが四年生の時に描いた原画の中から、今年のえとの寅(とら)をモチーフにした絵柄を選んだ。色が違う6種類の稲穂を使って絵や文字を表現し、7月頃に観賞できる予定。

この日は、児童と住民らが一緒に田植えを実施。はだしで水田に入り、泥んこになりながら、絵柄の背景となるもち米(あゆみもち)の苗を手植えした。

原画が採用された5年2組の飯田碧君(10)は「コロナでいろんな行事が中止になったけど、笑顔でいられるようにこの絵を描いた。みんなが和やかな気持ちになるような田んぼアートになってほしい」と話した。