多彩な風鈴や「江戸凧」 伊勢・おかげ横丁で風を楽しむ催し「風の市」 三重

【色とりどりの風鈴が風に揺れる屋台=伊勢市宇治中之切町のおかげ横丁で】

【伊勢】風を楽しむ催し「風の市」が、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮前のおかげ横丁で開かれている。多彩な風鈴を集めた屋台や、鮮やかな絵柄が描かれた「江戸凧」の展示などがある。22日まで。

雨風の神に五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伊勢神宮の祭典「風日祈祭(かざひのみさい)」に合わせた催し。横丁入り口の特設屋台には、涼しげな音色の風鈴が並ぶ。ガラス製の喜多方手描き風鈴や南部鉄器の風鈴、竹や陶器製など多様な約90種をそろえ、展示販売している。風鈴やうちわの絵付け体験もある。

【伝統の技法で描かれた色鮮やかな江戸凧が並ぶ会場=伊勢市宇治中之切町のおかげ横丁で】

大黒ホールでは、勇ましい武将の姿や合戦の様子を極彩色で緻密に手描きした工芸品「江戸凧」を展示。昭和を代表する凧絵師として知られた故橋本禎造さん(1904―91年)が手がけた昭和30―50年代の作品21点が会場を彩っている。端午の節句に子の成長を願い掲げられていた幟旗(のぼりばた)の展示もあり、江戸―明治期の貴重な30点を紹介している。

広報担当者は「初夏の爽やかな伊勢の風を五感で楽しんでほしい」と話していた。

問い合わせはおかげ横丁=電話0596(23)8838=へ。