旧長谷川家でコーヒーを 松阪木綿風のカップと皿で提供 三重

【旧長谷川治郎兵衛家で提供するコーヒー=松阪市魚町で】

【松阪】三重県松阪市魚町の伊勢商人の屋敷「旧長谷川治郎兵衛家」は21日から毎週土曜日、大正座敷でコーヒー(税込み400円)を提供する。特注した松阪木綿のしま柄を表現したカップを使う。午前10時から午後3時45分まで。

旧長谷川家は国指定重要文化財。大正座敷は大正3年に増設した最も格式の高い空間。二つの蔵を移動して造った庭園を鑑賞できる。

これまで抹茶(同500円)を振る舞ってきた。来館者の要望に応えコーヒーを加えた。使用する器は大台町佐原のまちかど博物館「幸翔窯」を主宰する印藤幸恵さんに制作を依頼。藍染めしま柄が特徴の松阪木綿をイメージした練り上げのカップとコーヒー皿を10セット用意した。

印藤さんは愛知県小牧市から大台町へ移住し、50歳から陶芸を始めた。同市美術展第1席、県文化賞奨励賞など受賞多数。

松本吉弘館長は「長谷川家は松阪木綿の問屋だった。歴史ある雰囲気を楽しんでほしい」とアピールしている。