大友君、フットサル3級審判員に 桑名・光陵中2年、三重県最年少

【全日本U―12フットサル選手権三重県大会決勝で第2審判を務めた大友琉希さん=15日、津市産業スポーツセンターで】

三重県の桑名市立光陵中2年の大友琉希君(14)が今年4月、フットサルで本県最年少の3級審判員となった。国際から4級まで5階級のフットサル審判員のうち、都道府県サッカー協会が主催する大会を担当できる資格で、4月現在国内でも最年少という。

父・尚生さん(38)がコーチを務める少年サッカーチームで活動していた小学時代、競技規則の解説動画を見ていて審判員の仕事に興味を持った。フットサルの全国リーグの観戦経験もあり、小学生の間にサッカーに加えフットサルの4級審判員の資格を取得した。

小学卒業後は中学のサッカー部で活動しながら、フットサル審判員の昇級審査の準備を始めた。講習会での参加で取得可能な4級審判員に比べ、3級審判員になるには実技などの試験が必要となる。

自分よりも少し後に3級審判員への挑戦を決めた父と一緒にルールの勉強や実地訓練に励み、オンラインでの講習会のほか、オンラインでの競技規則テスト、大学生の試合での実技テストに臨み、親子で合格した。

今後も昇級を目指して各種大会で経験を積む。現在フットサルで国際審判員の資格を持つ日本人4人のうち大矢翼さん(37)、池田幸弘さん(29)の2人が三重県サッカー協会所属で、審判の勉強を始めたばかりの14歳にとって、身近で大きな目標だ。

5月に津市で開かれた12歳以下の県大会では全国大会に出場するチームを決める決勝で主審を補佐する第2審判を務めた。「全国につながる試合でちょっとしたミスも許されない。だいぶ緊張した」と反省しきりだったが、県サッカー協会フットサル委員会4種部長の濵田恭光さんが「若いのに威厳のある態度で審判ができる」と話すなど周囲の大人は温かく見守る。

自分と同じ3級審判員として大会に参加し、ジャッジについて意見を交わすこともある父親の存在も大きい。周りの応援を支えに、「サッカーをやめることはあっても、審判の仕事はできる限り続けていきたい」とさらなる成長を誓う。