「ジュニア和楽器楽団」創設、参加小中学生を募集 津の専門店 三重

【津】三重県津市内の和楽器専門店「三味恒」は、文化庁の委託を受けて箏(こと)の奏法などを学ぶ「ジュニア和楽器楽団」を創設し、県内の小中学生を対象に募集している。

部活動指導による教員の長時間労働や休日出勤の改善を目的とした「地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業」で同楽団が設立された。市内の箏奏者が4人ほど交代で講師を務める。

募集定員は20人。保護者の負担を減らすため、箏は全生徒に貸し出されるほか、1年間無料で箏の指導を受けることができる。本年度は箏の指導のみだが、将来的には三味線や太鼓などの和楽器も指導していくという。

個人練習は生徒1、2人が交代で講師の自宅稽古場で対面の指導を受け、その様子を他の生徒もオンライン配信で参加する。月に1回、市内の稽古場でグループに分けて合奏練習もするという。

今月21日まで同楽団の1期生を募集している。定員を超えた場合は、同月25日に電話、メールで個別に連絡する。来月5日に開講式が午後2時から新町会館研修室で開かれる。問い合わせ先は三味恒=059(225)3468=まで。

同楽団代表の川合拓弥さん(35)は「子どもたちの身近で和楽器に触れる機会を増やして、次世代に継承していきたい」と話した。