今夏の参院選三重選挙区(改選数1)に無所属での立候補を予定している芳野正英元県議(47)の決起集会が14日、鈴鹿市神戸1丁目の鈴鹿市民会館(イスのサンケイホール鈴鹿)であった。
鈴鹿市内の有志でつくる「よしの千本桜の会」が支持拡大を目指して開催。午後2時からと同6時からの2回に分けて開き、計約1000人(主催者発表)の参加者が「ガンバロー」を三唱した。
芳野氏はあいさつで「新型コロナで傷ついた地域経済を復活させ、鈴鹿の未来を作り上げたい」と強調。「鈴鹿には地盤も看板も持っていない。もう一押し、ご支援をいただきたい」と訴えた。
立憲民主党の吉田晴美衆院議員(東京8区)と、国民民主党の田村麻美参院議員(比例区)が応援演説。田村氏は「芳野氏は前回参院選で鈴鹿や津で差を開けられた」とし、参加者に支持拡大を求めた。
今夏の参院選三重選挙区は芳野氏のほかに、自民党の山本佐知子前県議(54)=公明党推薦=も立候補を予定している。立憲民主党の現職、芝博一氏(72)は今期限りでの引退を表明している。