児童生徒27人の個人情報紛失 熊野・東紀州くろしお学園 三重

三重県立特別支援学校東紀州くろしお学園(熊野市金山町)は13日、昨年度の全在校生27人の障害に関する情報を記した「緊急時対応用一覧表」を、常備していたスクールバス内で紛失したと発表した。

同校によると、紛失した一覧表には児童生徒27人の氏名や障害者手帳の種別、診断名、アレルギーやてんかんの有無、服薬の状況などを記載。3枚の用紙をケースに入れてバスの座席に置いていた。

バスの添乗員が10日、新年度の一覧表に取り換えようとしたところ紛失に気付き、学校に連絡した。教職員らはバスの車内や校内を探したが見つからず、担任が児童生徒の保護者らに電話で謝罪した。

同校は児童生徒らの体調不良などに備え、数年前から一覧表をバスに載せていた。紛失した一覧表は昨年4月に置いてから一度も使ったことがなかった。このバスは児童生徒の送迎以外には使用していない。

同校は「今のところ漏えいや悪用の情報は寄せられていない」とし、紛失の経緯は「想像が付かない」と説明。「今後は一覧表をバスに載せず、緊急時は学校が添乗員から連絡を受けて対応する」としている。