特殊詐欺を未然に防ぐ 亀山署、コンビニ店長らに感謝状 三重

【中村署長(左端)から感謝状を受けた市野店長(中央)=亀山署で】

【亀山】三重県警亀山署は12日、亀山市野村4丁目の同署で、特殊詐欺を未然に防いだとして、同市みずきが丘のコンビニ「ファミリーマート亀山みずきが丘店」の市野喜代実店長(63)と女性店員(60)の2人に、中村誠二署長が感謝状を贈った。同店は令和元年と同2年にも詐欺被害を未然に防いでいる。今年4月9日、8万円分の電子マネー(グーグルプレイカード)を購入しようと同店を訪れた70代の男性に対し、店内に入って来た時から購入まで携帯電話で通話していることと、購入金額が高額なことから、レジを担当していた女性店員が特殊詐欺の可能性を感じ、事務室の市野店長に連絡した。

市野さんが男性に購入目的を尋ねると、男性は「パソコンがウイルスに感染し、8万円を支払わなくてはいけない」と返答。市野店長は、詐欺に間違いないと確信し説明したが、それでも購入しようとしたため、警察に通報し駆け付けた警察官が「これは詐欺ですよ」と説得。男性は理解し納得したという。

市野店長は「ファミマ本部からの詐欺被害防止マニュアルを参考に対応した。被害に遭わなくてよかった」、同署生活安全課の新田剛課長は「店員と店長の連携で未然に防いでいただき感謝しています」、中村署長は「コンビニ店は、詐欺被害防止の最後のとりで。今後も水際対策としてお願いします」と話した。

今年に入り同署管内の特殊詐欺被害は2件。架空料金請求詐欺1件と還付金詐欺1件で被害総額は約530万円。