百五銀、増収増益 3月期決算、純利益3.4%増 三重

【百五銀行の令和4年3月期決算を発表する伊藤歳恭頭取(左から2人目)ら=津市丸之内の同行丸之内本部棟で】

百五銀行は13日、令和4年3月期の連結決算を発表した。経常収益は前期比5・5%増の986億8300万円、経常利益は同4・8%増の194億2300万円、純利益は同3・4%増の134億200万円と増収増益になった。

銀行単体では、経常収益は同4・2%増の819億9500万円、経常利益は同7%増の184億1900万円、純利益は同6・3%増の129億7500円と増収増益。

有価証券利息配当金や預け金利息、貸出金利息が増加したことにより、資金利益は同48億9800万円増の525億9300万円となった。本業のもうけを示すコア業務純益は同74億4200万円増の243億3100万円だった。

経常利益は不良債権処理額が減少したことなどにより、同12億円増の184億1900万円になった。債権等売却損や一般貸倒引当金繰上額が減少したことで、与信関係費用は同20億8700万円減の42億1900万円となった。

期末の預金残高は個人預金の増加で同2787億円増の5兆8211億円。貸出金残高は同2354億円増の4兆2237億円。自己資本比率は0・27ポイント低下し、9・84%だった。不良債権は52億円増の651億円だった。

5年3月期の業績予想は、連結は経常利益が前期比0・4%増の195億円、純利益は同0・7%増の135億円、単体では経常利益が同0・4%増の185億円、純利益が同0・2%増の130億円とした。与信関係費用は同9%増の46億円を見込む。

百五銀行丸之内本部棟(津市丸之内)で会見した杉浦雅和専務は「令和5年3月期は通期で46億円を見込んでいる。コロナについては引き続き様子を見ていく必要があるが、今の現状から横ばいで考えている」と説明した。