中村組が「もにす認定企業」に 三重県内の建設業で初めて

【三重労働局の金尾局長(左)から認定通知書を受け取る宇佐美社長=津市島崎町の三重労働局で】

【津】三重労働局は12日、四日市市あかつき台の土木・建築業「中村組」を障害者雇用に取り組む優良な中小企業「もにす認定企業」に認定した。県内建設業界で初めて。認定企業は自社の商品やサービス、広告に認定マークを表示できる。

「もにす認定」制度は障害者雇用の促進につなげようと、厚生労働省が令和2年に創設した。県内では12社が認定を受け、中村組は11番目となる。

同社は重度の障害のある70代男性と50代女性の2人を清掃業と事務職で雇っている。雇用率は6・59%。障害者雇用の理解促進のため、執行役員が全従業員へ障害者雇用の方針を朝礼や会議で周知し、四日市市職業安定所が主催する面接会などに積極的に参加した。

津市島崎町の同局で認定通知書交付式を開いた。金尾文敬局長は「障害者雇用の基本理念が会社全体で共有されているほか、障害者の特性に合わせた職務を創出し、やりがいを持って働いている」とたたえた。

同社の宇佐美一豊社長は「我々が取り組んできた障害者雇用という企業責任が実を結んだ。うれしく思う」と話した。