シャクヤク見頃 鈴鹿IC近くに8万株

【見ごろを迎えたシャクヤクの花=鈴鹿市長沢町で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市長沢町、東名阪自動車道鈴鹿インターチェンジ近くにあるシャクヤク畑でこのほど、約8万株のシャクヤクの花が見頃を迎えた。漢方薬の原料として栽培しており観光用の畑ではないが、14、15日午前10―午後4時まで切り花の販売がある(雨天中止)。20日までは臨時駐車場を開設し、1台500円。

シャクヤクはボタン科の多年草。根は漢方薬原料として使用するほか、花や葉は消臭・抗菌作用があり、同市追分町の植木栽培・販売業イトウグリーン(伊藤哲夫社長)と、医薬品などを製造販売する伊勢くすり本舗(本社・伊勢市二見町、加藤宏明社長)が、共同で栽培や商品化に取り組んでいる。

約2万平方メートルの畑には、いずれも農薬や化学肥料不使用で育てる、早咲きの和シャクヤクと中シャクヤク、遅咲きの洋シャクヤクが8種類程度植えてあり、白や赤、ピンク色などの花を咲かせている。現在は五―六分咲き程度。

20日以降は、花びらを乾燥させて作る「コーディアルフラワー」の製造のため、花びらの収穫作業が始まる予定という。

畑の管理を担当する磯部仁吉さん(38)は「4月下旬から早咲き品種が咲き始め、開花はほぼ例年並み。今年は天候にも恵まれ順調に生育している」と話した。