春の星座観察楽しむ 亀山の天文サークル、3年ぶり 三重

【天体望遠鏡にスマホを取り付け月を撮る親子=亀山市関町沓掛の鈴鹿峠自然の家「童夢」で】

【亀山】亀山の天文サークル「坂下星見の会」(瀧本麻須美代表)は7日夜、三重県亀山市関町沓掛の鈴鹿馬子唄会館と隣の鈴鹿峠自然の家天文台「童夢」の2会場で「春の星空観察会」を開催し、市内外から家族連れら約300人が春の星座を楽しんだ。コロナの影響で3年ぶりに開催した。

同会館内では、移動式プラネタリウムを使用し天文講座や科学館の監修、はやぶさの模型を貸し出している「きら」(東京都新宿区)の松本考史社長(55)が「宇宙・地球の歴史の話」と題して講演。

【宇宙と地球の歴史について講演する松本社長=亀山市関町沓掛の鈴鹿馬子唄会館で】

松本社長は「真っ暗だった宇宙が爆発して、やがて星がきらきらと輝きだし地球が誕生した」とし、「地球の海に生命が生まれ、長い年月をかけ進化して、いまや人類が宇宙へ行くようになった」と話した。また、7千万―1億年前の恐竜の卵やマンモスの歯など実物大の化石なども紹介した。

一方、「童夢」の大型天体望遠鏡と同サークル会員らが持ち寄った天体望遠鏡を開放し、スマホ専用アダプターを使用して、月やうしかい座の「アルクトゥ―ルス」やおとめ座の「スピカ」など春の大三角を見つけては、スマホで写真を撮るなど星空観察を楽しんだ。瀧本さんは「多くの人に楽しんでもらった。夏にも観察会を開くので、夏の星座も楽しんで」と話していた。