食品ロス削減、9日から無償提供 伊勢のカフェが募った品

【食品ロス削減に取り組む久保さんと寄付された食品=伊勢市辻久留の「コノ花咲クヤ」で】

【伊勢】三重県伊勢市辻久留のカフェ「コノ花咲クヤ」は9日から、家庭で余った食品や賞味期限の近い食品を集めて無償提供する取り組みを始める。店内での飲食やお弁当をテークアウトしたカフェ利用者が対象で、必要な物を自由に持ち帰ることができる。31日まで。

オーナーの久保美波さん(29)は、子育て中の母親を応援する店づくりに力を入れていて、子ども服や赤ちゃん用品などを回収し、無償提供するリユースコーナーを開設。カフェ利用者だけでなく一般にも無料開放している。

今回は、リユースコーナーに来ている母親らが余った離乳食やアレルギーで食べられない食品を持ってきたことをきっかけに、SDGs(持続可能な開発目標)12番「つくる責任つかう責任」を意識し、食品ロス削減に取り組むことにした。

3月末からカフェ利用者や写真共有アプリ「インスタグラム」で寄付を呼びかけると、缶詰や調味料、乾麺、飲料水、レトルト食品などがたくさん集まったという。1週間以上、賞味期限が残っている食品や常温保存できる食品、子ども服や子ども用品の寄付も随時受け付けている。

久保さんは「頑張っているママさんの力になれたら。食費を節約してもらい、自分へのご褒美に使ってもらいたい」と話した。

問い合わせは同カフェ=電話090(7860)4426=へ。