地域おこし協力隊に村田さん 南伊勢町が委嘱、父の出身地で農業 三重

【地域おこし協力隊の委嘱を受けた村田さん(中央)を激励する上村町長(左)と土実樹の溝口さん=南伊勢町役場南勢庁舎で】

【度会郡】三重県の南伊勢町地域おこし協力隊の委嘱式が2日、町役場南勢庁舎であり、大阪府出身の村田嘉文さん(57)が上村久仁町長から委嘱を受けた。任期は1年だが最長3年間更新できる。

活動場所となる「土実樹」(溝口安幸代表)は、五ケ所地区でかんきつ類の栽培や商品開発などに取り組み、新技術や新品種に関する導入を先駆的に行う農事組合法人。村田さんは今後、果樹類の学習や栽培技術取得に関する研修、生産物を利用した商品開発などを行っていく。

これまでは大阪の設計会社に勤務し、下水道の新たな敷設や工事を計画する業務などに携わってきたという村田さん。農業は未経験で「何をするのか全く想像がつかない」と話す。これからは父親の出身地の同町で地域おこし協力隊として活動し、地域に根ざした農業経営者を目指すという。

委嘱式で村田さんは「結果がどれだけ出せるか分からないが一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。上村町長は「担い手不足なので非常に期待している。町の発展のために力を貸してほしい」と話した。