伊勢志摩での撮影完了 映画「法定相続人」の田中監督が報告 三重

【伊勢志摩での撮影完了を報告する田中監督=伊勢市のホテルエリアワン伊勢インターで】

【伊勢】伊勢志摩を舞台とした映画「法定相続人(仮)」の田中光敏監督(63)が1日、三重県伊勢市黒瀬町のホテルエリアワン伊勢インターで会見し、伊勢志摩地域での約1カ月の撮影が無事完了したことを報告した。

映画は伊勢志摩地域を主な舞台に、真珠養殖を営む一家に起こった相続を巡る騒動を描いた社会派コメディー作品。3月27日から4月30日にかけて、志摩市や南伊勢町、明和町など県南部を中心にオールロケ体制でスタッフやエキストラなど延べ1000人以上が参加して撮影が続いていた。

【映画「法定相続人(仮)」の撮影の様子(映画法定相続人製作実行委員会提供)】

田中監督は「これまで経験したことがないくらい、温かくフレンドリーなおもてなしを受けて感動している。スタッフ一同感謝しており、いい作品づくりで恩返しをしたい」と話した。

作品のうち9割近くが伊勢志摩でのシーンとなる予定。英虞湾に映る朝日や、一家が暮らす大王崎灯台周辺の町並みが特に印象に残ったといい、「映画の神様のおかげで1カ月では撮れないようなシーンを撮ることができた。全国や海外からもこんな場所があるんだ、行ってみたいと思えるようにしたい」と話した。

映画は東京での撮影や編集作業などを経て夏ごろには完成予定。来年春以降の全国公開を目指している。