自然農法で米作り 亀山で親子連れら田植え体験 

【神巫さん(右端)と一緒に田植えをする参加者ら=亀山市加太中在家で】

【亀山】化学肥料や除草剤を使用せず自然農法で栽培する野菜などを推進する、三重県亀山市加太中在家の古民家スペース「キツネコのいえ」(神巫(かんなぎ)リエルオーナー)は30日、神巫さんが所有する田んぼ(約8アール)で、田植え体験会を開いた。親子連れら7人が参加した。

神巫さん(36)は、令和3年3月に自然農法による農業で自給自足をと大阪府四條畷市から家族3人で移住。畑で有機栽培による季節の野菜づくりの傍ら、「地球を守ろう東海」の亀山支部長として、エコ商品の推進やごみ拾い活動など環境問題にも取り組んでいる。

この日神巫さんと参加者らは、機械を使わず昔ながらの手法で、素足で田んぼに入り、苗(きぬひかり)を手で植えた。自然農法による稲作は、秋の収穫時、手で刈り取った稲は、はさに掛けて自然乾燥するという。

鈴鹿市内から親子4人で参加した大井崇弘さん(32)は「子どもに自然の中で、田植えを体験させたくて参加しました」、神巫さんは「米作りは初めての挑戦ですが、コメがどのように作られているのかを知ってもらおうと、体験会を開きました」といい、「耕作放棄地の田んぼの解消にもなる」と話した。