三重252人感染、3施設でクラスター 新型コロナ

三重県は30日、未就学児から90代までの男女252人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3件のクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ7万1360人となった。

県によると、新たに発生したクラスターは、いずれも県内にある医療機関、介護老人保健施設、介護老人福祉施設。所在地や名称は公表していない。県内で発生したクラスターは160件となった。

このうち医療機関では4月20日以降、職員や入院患者ら13人の感染が相次いで判明。県は入浴の介助やリハビリを通じて感染が広がったとみている。医療機関は21日から外来診療を停止している。

介護老人保健施設では職員や入所者ら15人、介護老人福祉施設では職員や入所者ら31人の感染が確認されている。両施設とも新規の入所とデイサービスの受け入れを停止しているという。

県が1日で発表するクラスターが3件に上るのは初めて。患者情報プロジェクトチームは「同じ時期に感染者の判明が相次ぎ、調査に一定のめどがついたタイミングが重なったため」としている。

30日発表の新規感染者は前週の同じ曜日と比べて237人の減少。17日連続で前週の同じ曜日を下回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は159・75人で、前週の0・83倍に当たる。

30日現在の病床使用率は18・0%で、前日から0・8ポイントの上昇。入院中の感染者は前日比4人増の91人、宿泊療養者は3人減の93人、自宅療養者は394人減の3566人となった。

新規感染者は四日市市で64人、津市で55人、伊勢市で21人、桑名市で20人、伊賀市と松阪市で15人ずつ、名張市で14人、鈴鹿市で12人、いなべ市で8人、菰野町で6人、亀山市で5人、川越町と紀北町で4人ずつ、志摩市で3人、東員町と朝日町で2人ずつ、紀宝町と県外で1人ずつ。このうち106人の感染経路が分かっていない。