参道に漂う甘い香り 津観音でキリの花満開 三重

【満開を迎えた本堂前のキリ=津市大門の恵日山観音寺で】

【津】「津観音」の呼び名で親しまれる三重県津市大門の恵日山観音寺の本堂前の2本のキリが満開を迎えた。薄紫色の花が大きく広がる枝に咲き誇り、甘い香りを漂わせている。

キリはキリ科の落葉高木で筒状の花が円すい形に集まるように咲く。同寺の宗紋になっていることから25年ほど前に境内に複数本を植えた。とりわけ参道脇の2本の枝ぶりが目を引き、毎年開花の時期に多くの人が訪れる。

岩鶴密伝住職(39)は「今年は10日ほど早く開花し例年より花付きがいい」「キリは鳳凰が休む木とされ縁起のよい象徴。今が満開なのでなるべく早めに見てもらえるといい」と話した。