嘱託殺人の弟に懲役2年4月 津地裁判決、姉を絞殺 三重

三重県津市の住宅で2月、姉の西トモ子さん=当時(46)=に頼まれ首を絞めて殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われた弟の無職小坂逸朗被告(38)=東京都大田区西糀谷=に対し、津地裁の四宮知彦裁判官は27日、懲役2年4月(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。弁護側は「被害者が積極的に主導した」などとして執行猶予付きの判決を求めていた。

四宮裁判官は判決理由で、自殺願望を抱いていた小坂被告が、自殺願望を持つ西さんから一緒に死ぬことを持ちかけられ、心中することを合意したと指摘。「被害者の首をタオルで長時間締めつけており、殺意は強固。被害者と一緒であれば命を絶てるという身勝手で短絡的な考え。刑事責任は相応に重い」と非難した。

判決によると、2月14日、津市青葉台2丁目の住宅で西さんから頼まれ、首をタオルで絞めつけて窒息死させた。