
第69回春季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)は23日、四日市市営霞ケ浦、津市営の2球場で準々決勝4試合があり、白山、津田学園、津商、菰野がベスト4入りした。24日に予定されていた準決勝2試合は雨のため29日に順延し、第1試合(午前10時開始予定)で津商と菰野、第2試合(午後0時半開始予定)で白山と津田学園が対戦する。会場は四日市球場。
津商は昨年秋の県大会決勝で敗れた三重を7―4で下した。二回に先制すると三回の5番赤田克海の3点本塁打などで差を広げ、古田宏紀、坪井将英の継投で三重の追撃をかわした。
菰野は宇治山田商を8―3で退けた。1回戦から3試合連続先発の主戦右腕杉浦陸斗は8回1/3を投げて11奪三振4安打1四球。失点は山商4番中川圭太の3ランによる3点だった。
白山はいなべ総合を8―0の八回コールドで下した。八回連続死球から好機を作り3番山中惇の適時三塁打などで一挙3得点。山中はいなべ総合打線を2安打無得点に抑えた。
津田学園は皇學館に11―4の八回コールド勝ち。3点を追う八回、8番影井希月葵の2点本塁打を皮切りに3番神田剛志の2試合連続本塁打となる3ランなどで10点を加えて逆転した。
<23日の結果>
▽準々決勝
○…四日市球場…○
白 山8―0いなべ総合
(八回コールド)
津田学園11―4皇學館
(八回コールド)
○…津球場…○
津 商7―4三 重
菰 野8―3宇治山田商
<29日の試合>
▽準決勝
○…四日市球場…○
津 商 ― 菰 野
白 山 ― 津田学園