桑名空襲証言集第3弾 「劇団すがお」が刊行 三重

【証言集を手にする加藤代表=桑名市内で】

【桑名】桑名市を拠点に活動する「劇団すがお」が、桑名空襲の体験者の声を集めた3冊目となる証言集「桑名が燃えている―桑名空襲20人の証言 続編2」を刊行した。

平成30年に「桑名空襲20人の証言」、令和2年に「私はそこにいた―桑名空襲20人の証言 続編」を500部ずつ刊行。どちらも好評で1冊目は完売、2冊目も残りわずかとなっている。

今回、新たな空襲体験者20人の証言を載せた。加藤武夫代表(79)が体験者から証言を聞き取り、約1年がかりでまとめた。桑名空襲のあらましや、同市の学徒動員の実態などの資料も掲載している。

同劇団はこれまで、桑名空襲をテーマにした朗読劇などを上演してきた。新型コロナの影響で公演中止や稽古もできない日が続く。今は週1回テレビ会議を開き、7月公演を目指して準備を進めている。桑名空襲をテーマにした劇を上演する予定だ。

加藤代表は「悲惨な空襲体験を、文字にして残すことができて良かった。劇団として、舞台を通して平和の尊さを伝えていきたい」と話した。

B5判、123ページ。500部作り、150部を同市などの学校や図書館に寄贈した。残りは市内の書店などで、一冊1200円で販売している。ウシオ書房星川店、新光堂書店アピタ桑名店、TSUTAYAいまじん白揚桑名店、くわなまちの駅の四店で取り扱っている。