395人感染、1人死亡 新型コロナ、三重県内クラスター2件

三重県は19日、未就学児から90代までの男女395人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日から111人の減少。医療機関と高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生した。

県によると、新規感染者が前週の同じ曜日を下回るのは6日連続。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は前週の0・92倍に当たる220・25人。5日連続で1倍を下回っている。

県は新型コロナへの感染が判明して県内の医療機関に入院していた90代の男性が18日に死亡したと発表。「新型コロナが原因で亡くなった」としている。県内感染者の死者は281人となった。

県は入院患者や職員ら63人の感染が判明した県内の医療機関と、入所者や職員ら九人の感染が判明した県内の特別養護老人ホームで、それぞれクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

このうち医療医療では、ほぼ全てのフロアで感染者が判明。4日から救急や入院の受け入れを停止しているという。県は食事の介助やリハビリを通じて感染が広がったとみている。医療機関名は公表していない。

19日現在の病床使用率は前日から3・9ポイント低下して21・4%。入院中の感染者は前日比20人減の108人、宿泊療養者は10人減の101人、自宅療養者は153人減の4709人となった。

また、一見勝之知事は19日の定例記者会見で、近く東海3県知事会議を開いて5月の大型連休に向けての対応を検討する考えを示した。「3県で連携して県民に対策を呼びかけたい」と述べた。

新規感染者は四日市市で98人、鈴鹿市で73人、松阪市で37人、伊賀市で31人、桑名市で27人、亀山市で22人、津市で21人、菰野町で18人、名張市で13人、いなべ市で12人、明和町で11人、東員町で6人、県外で5人、川越町で4人、多気町と紀宝町で3人ずつ、玉城町、伊勢市、鳥羽市、紀北町で2人ずつ、木曽岬町、尾鷲市、熊野市で1人ずつ。このうち212人の感染経路が分かっていない。県内の感染者は延べ6万6377人となった。