消防分署と分団を施設一体化 鈴鹿市で初、起工式

【神事でかまを持ち盛砂の草を刈る動作をする末松市長=鈴鹿市御薗町で】

【鈴鹿】鈴鹿市御薗町の新消防分署・天名分団施設の建築工事現場で18日、起工式があり、工事の安全と無事完成を祈願した。消防分署と消防分団を一体化した施設は市で初めて。令和5年1月完成を見込む。

新消防分署の建設により現場到着時間の短縮ができ、早期の消火活動や応急処置の実施につながるほか、施設の一体化に伴い消防職員と消防団員のコミュニケーション向上を図る。

敷地面積は約7千平方メートルあり、敷地内に防災ヘリコプターやドクターヘリが離発着できるヘリポートの整備を計画している。

施設は鉄骨造平屋建て。延べ床面積は約868平方メートルで、そのうち新分署の約764平方メートルには会議室や食堂など24時間勤務体制に必要なスペースのほか、女性消防職員専用仮眠室などを設ける。分団の約104平方メートルには待機所や車庫などを整備する。

起工式には関係者22人が出席。飯野神社の神職による神事の後、末松則子市長は「新たな消防分署の建設により、確実に市民一人一人の安心感を高めえることにつながる」とあいさつした。

工事施工者を代表し、杉之内工務店の藤本正一郎社長は「安全第一で工事を進める」と話した。