
任期満了(24日)に伴い、17日に投開票された名張市長選で、無所属新人で前市議の森脇和徳氏(48)=自民推薦=が無所属新人で前県議の北川裕之氏(63)に敗れた。
森脇氏は17日午後11時ごろ、同市元町の特設会場に姿を現した。集まった支持者らに落選が確実となったことを伝えた上で「全ては私の不徳。誠に残念で無念に思う。このことは真摯に受け止めなければならない」と述べ、深々と頭を下げた。
この後、森脇氏は報道陣の取材に対し、敗因について「私の運動と訴えが届かなかった。自民党の支援を受けながら、それを生かすことができなかった」と説明。「私の政治生命は終わった。これで政治活動は終結とさせていただきたい」と語った。