県松阪庁舎で長遺跡の弥生時代展

【県松阪庁舎の「長遺跡の弥生時代展」コーナー=松阪市高町で】

【松阪】県埋蔵文化財センターはこのほど、松阪市高町の県松阪庁舎1階玄関ホールで「長(なが)遺跡の弥生時代展」を始めた。津市河辺(こうべ)町にある約2千年前、弥生時代中ごろの遺跡を紹介している。会期は7月下旬まで。

長遺跡は県立津西高校の西側、標高約40メートルの丘陵にある。中勢バイパスの建設に伴い平成7年度に発掘調査した。

同展には出土した硬玉の勾玉(まがたま)や高坏(たかつき)、つぼやかめなど15点を出品している。

解説パネルでは「急斜面で生活するため、人々は階段状の平坦面を何段もつくる大規模な工事をして団地のような宅地にしました」「居住地には適さない丘陵斜面に集落を築いた背景には近くの集落との争いで緊張状態にあったことが考えられます」としている。