地域活性化起業人に阿萬さん 南伊勢町が委嘱状、集落支援員には3人 三重

【上村町長(中央)から委嘱状を受け取った(右から)上村さん、阿萬さん、(左から)山川さん、島本さん=南伊勢町役場南勢庁舎で(同町提供)】

【度会郡】三重県南伊勢町役場南勢庁舎でこのほど、地域活性化起業人1人と集落支援員3人の委嘱式があり、上村久仁町長が4人に委嘱状を手渡した。

総務省の企業人材派遣制度「地域活性化起業人」は同町で3人目。委嘱された阿萬真紀さんはICTを活用した事業などを展開する「エニィ」(東京都)の代表取締役で、テレワーク技術を活用した新たな働き方や仕事の創出、町の魅力発信などの業務を担当する。

地域の現状を把握して課題解決を図る「集落支援員」は、今回委嘱された3人を加えて6人になった。昨年度まで地域おこし協力隊だった上村美紀さんは、担当する保育園児への英語教育に加え、大人対象の外国語教育など多文化共生社会づくりのための支援を行う。

宮城県石巻市の一般社団法人「フィッシャーマンジャパン」の島本幸奈さんは、漁業・漁村活性化事業の一環として、担い手募集を含めた水産業に関する情報発信などを実施し、同町と宮城県の2拠点で活動。山川武樹さんは、昨年度までの同町農業委員の経験を生かし、繁殖牛放牧による耕作放棄地対策に取り組む。

島本さんは「南伊勢町の漁業者の皆さんと一緒に漁師の担い手育成に取り組んでいきたい」、上村さんは「町の活性化のために英語を使った活動や地域のごみ問題に取り組みたい」と話した。