ベトナム名誉領事館が開所 鈴鹿、ナム大使が視察

【懇談会であいさつするナム大使=鈴鹿市寺家町のオーシャンテラスホテルで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市白子駅前に9日、在県ベトナム名誉領事館(谷口守行名誉領事)が正式に開所し、駐日ベトナム社会主義共和国大使館のヴー・ホン・ナム特命全権大使が視察した。ナム大使の鈴鹿市訪問は初めて。

大使は鈴鹿市について「温かいまちという印象を受けた」とし、「三重県の中でも鈴鹿は重要な位置を占めており、鈴鹿で開所できることをうれしく思う」と話した。

同国の名誉領事館の開所は全国で5番目。県とベトナムとの経済交流や文化交流のほか、県在住のベトナム人の相談や保護、県内の特定技能者や技能実習生、留学生やエンジニアの増員推進などに務める。ビザの発給などはできない。

視察後、同市寺家町のオーシャンテラスホテルで、ナム大使と県内関係者らとの懇談会があり、田村憲久衆議院議員、中川正春衆議院議員をはじめ、県議や企業代表者ら26人が出席。

ナム大使は「日本とベトナムの関係は良好で、来年は外交関係樹立50周年を迎える。開所した名誉領事館には県とベトナムの友好関係推進など期待している」とあいさつした。

出席者らは一人ずつ順番にベトナムとの関係など自己紹介し、「両国の交流を深めたい」などと話した。

最後に谷口名誉領事が「みなさんと一緒に三重とベトナムの友好を深めていきたい」と締めくくった。

現在県内には約9千人のベトナム人が在住する。そのうち鈴鹿市は約700人で、県内4番目になる。