農福連携で優秀賞 植木生産のイシイナーセリー 鈴鹿市長に報告

【末松市長に受賞報告する石井社長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】農福連携に取り組む優れた事例を表彰する「ノウフク・アワード2021」で、優秀賞を受賞した鈴鹿市住吉4丁目の植木生産業イシイナーセリー(石井正二社長)が7日、同市役所で末松則子市長に受賞を報告した。

農林水産省など官民連携の「農福連携等応援コンソーシアム」が主催する取り組みの一環で、今回は全国の25団体が表彰を受けた。

同社はタマリュウの年間出荷量約3万平方メートルで、日本一を誇る。障害者に軽作業を依頼したことがきっかけで平成23年にNPO法人ベルプランツを設立し、障害者就労A型事業所きららを開設。現在は通年でタマリュウの定植、除草作業などの農作業をきらら利用者13人に委託している。

受賞は高品質な商品づくりに貢献するとともに、平成30年には県内月間平均賃金より約30パーセント以上高い賃金を実現するなどの成果が評価された。

来庁した石井社長(69)は「今後も障害者と一緒に伸びていくとともに、タマリュウの産地鈴鹿を盛り上げたい」と抱負を語った。

末松市長は「障害者雇用だけでなく、植木生産地の鈴鹿市を守る意気込みをうれしく思う」と激励した。