鈴鹿PGが謝罪文 JFA懲戒処分受け 三重

クラブ幹部による意図的な敗退行為の指示があったなどとして、日本サッカー協会(JFA)から5日に懲罰処分が発表された日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズは6日、公式ホームページに謝罪文を掲載し、「全て経営陣側に責任がある。全力でプレーしている選手、監督をはじめとする現場スタッフらに混乱を与えてしまったこと、サッカーに限らず、スポーツに対する信頼や高潔性の維持に疑義を生じさせてしまった責任の重大さを深く反省し、二度とこのようなことが起きないようガバナンス体制の構築、強化、経営陣をはじめとする全職員の教育を徹底し再発防止に努める」とコメントした。

JFAの規律委員会によると、当該試合は2020年11月29日のJFL最終節ソニー仙台戦。試合に敗れた方が、同じ三重県内のヴィアティン三重を含む他クラブのJ3昇格を阻む可能性が高くなるため、クラブオーナーから監督らに「(試合の状況次第では)負ける選択肢を選んでほしい」との発言があり、元役員が選手に具体的な指示を出した。選手らの反発を受けてクラブ社長が方針を撤回し「正々堂々戦う」旨の誓約書を交わした。

試合結果は0―1だったが同委員会は、意図的な操作で負けたとは認められないと判断し、クラブに500万円の罰金、オーナーに3カ月、社長に1カ月、元クラブ役員に2年間のサッカー関連活動禁止の処分を科すと発表した。鈴鹿はJリーグ準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格を解除条件付きで停止されており、Jリーグは資格の扱いを26日の理事会で再検討するとしている。