神宮神田で「神田下種祭」 伊勢神宮、作丁がもみ種まく 三重

【もみ種をまく作丁ら=伊勢市楠部町の神宮神田で】

【伊勢】三重県伊勢市楠部町の神宮神田で2日、伊勢神宮の祭典に供える米のもみ種をまく「神田下種祭(しんでんげしゅさい)」が営まれた。

神宮の小松揮世久大宮司をはじめ、神職や耕作に携わる地元住民ら約40人が参列した。

地元から選ばれた四郷小6年片出輝君が祭典に奉仕する「童男(どうなん)」を務め、神職らとともに神田の奥にある山に入り、イチイガシの木を切って「忌鍬(ゆぐわ)」を作り、下山した。

神田の祭場に移動し神饌を供えた後、耕作を管理する作長(さくちょう)が、忌鍬を振り下ろして田を耕す所作をした。御田歌(みたうた)が唱和され、白装束の作丁(さくてい)2人が素足で田に入り、もみ種をまいた。

もみ種は苗に育て、5月の「神田御田植初(おたうえはじめ)」で田に植えられる。