鳥羽水族館で2年ぶり水中入社式

【先輩から受け取ったスポンジでガラス磨きに挑戦する新入社員ら=鳥羽水族館で】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3丁目)で31日、恒例の水中入社式があり、男女4人の新入社員がスタッフとして仲間入りを果たした。昨年はコロナ禍の影響で開催せず、2年ぶりの披露の場となった。

記念に残る入社式として平成18年から15回目を迎える。今年は県内出身者1人を含む男女4人が入社し、全員が飼育研究部に配属される。

式では、先輩飼育員に続いて、ダイバースーツの上から重りを仕込んだ特製のリクルートスーツを着込んだ新入社員が、エントランスホール設置のコーラルリーフ・ダイビング水槽(奥行き15メートル、幅16メートル、深さ5・5メートル)に入水。三谷伸也飼育研究部長から辞令を受け取った後、先輩飼育員から贈られたスポンジでガラス磨きに挑戦した。

奥出協館長(60)は、「水槽からの景色と感激を忘れず仕事を積み重ね、お客さんに親しまれ、動物のシグナルを見落とさない飼育員になってほしい」と祝辞を述べた。

伊勢市出身の山路彩恵さん(22)は「小さい頃からここで働くことが夢だった。地域の皆さんに愛されるよう頑張っていきたい」と話していた。