計画成果検証の指標追加を 三重県に申し入れ、県議会

【一見知事(前列右)に申し入れ書を手渡す稲垣副議長ら=県庁で】

三重県議会は31日、策定中の長期計画「強じんな美し国ビジョンみえ」と中期計画「みえ元気プラン」に対する申し入れ書を県に提出し、施策の成果を客観的に検証できる指標の追加などを求めた。

申し入れ書は長期計画に定めた四本柱の方向性と中期計画の政策体系について「関連性が分かりにくい」と指摘し、記述の修正を要請。中期計画の進捗(しんちょく)を客観的に検証できる仕組みの検討も求めた。

人口減少対策は「各部局が連携する必要がある。地域ごとに文化や課題が異なるため、地域の特性に沿った取り組みが望まれる」などと指摘。人口偏在や持続可能性の視点も取り入れるよう求めた。

また、長期計画の副題には「しなやか」という言葉を盛り込むよう要請。長期計画にある「祈り」という言葉は「信教の自由の観点から県民に誤解を招く恐れがある」とし、記述の「慎重な検討」を求めた。

稲垣昭義副議長や各常任委員長ら8人が県庁で一見勝之知事に申し入れ書を手渡した。稲垣副議長は「県民や市町の意見と県議会の調査結果を計画の最終案に十分に反映するよう申し入れる」と述べた。

一見知事は「県民が読んだとき、確かに分からない部分があると思う。最終案には(両計画の)関連性をしっかりと書きたい」と返答。「引き続き皆さんの意見を聞き、よりよいものにしたい」と述べた。