旅行クーポンを発行へ 三重県、4月5日に開始

一見勝之三重県知事は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ観光地の支援策として、県民の旅行代金を割り引く「みえ得トラベルクーポン」を4月5日に開始すると発表した。

県によると、4月5日から同14日までの旅行は、7千円を上限に旅行代金を割り引く。同15日から28日までの旅行は5千円を上限に割り引くほか、土産の購入などに使える2千円分のクーポンも配る。

クーポンを利用する場合は、ワクチンの2回目接種証明か検査の陰性証明を提示する必要がある。15日からの旅行は、ワクチン3回目接種証明か陰性証明の提示によって、クーポンを1000円上乗せする。

県が旅行の割引クーポンを発行するのは昨年12月末以来。全額を新型コロナに関連した国の補助金や交付金で賄う。申し込みの方法などは、4月1日に県観光連盟のホームページに掲載する。

一見知事は会見で「再拡大阻止重点期間は4月3日に終了し、今後は社会経済活動を進める時期に入る」とした上で「観光関係をはじめとして経済は疲弊している。そこにてこ入れをしたい」と述べた。

一方、感染状況によってクーポンの発行を中止する可能性について問われた一見知事は「あまり考えたくないが、可能性はある」とし、病床使用率を実施の可否を判断する指標の一つとする考えを示した。