三重県内382人が感染 新型コロナ「下げ止まり傾向」

三重県は29日、未就学児から90代までの男女計382人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比較して224人の増加。県内の感染者は延べ5万4364人となった。

新規感染者数が前週の同じ曜日を上回るのは6日連続。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は175・06人で、前週との比較では1・20倍。1・27倍だった2月9日以来の水準という。

新規感染者のうち、20代までが51%を占める。県の患者情報プロジェクトチームは「新規感染者は下げ止まりの傾向にある。感染拡大に転じたかは今後の状況を見極める必要がある」としている。

また、県は22日に感染者として発表した鈴鹿市内の60代男性を、医療機関の報告に基づいて発表から取り下げた。検査結果が疑陽性だったとみられるという。これに伴い、感染者のうち一人を欠番とした。

県によると、29日現在の病床使用率は26・0%となり、前日から0・3ポイント低下した。入院中の感染者は前日比2人減の136人、自宅療養中の感染者は7人減の3117人となっている。

新規感染者は四日市市で90人、鈴鹿市で58人、桑名市で39人、津市で41人、松阪市で32人、いなべ市で16人、伊賀市と名張市で15人ずつ、亀山市で14人、菰野町で12人、朝日町で7人、伊勢市と県外で6人ずつ、東員町と明和町で5人ずつ、熊野市で4人、川越町、鳥羽市、尾鷲市で3人ずつ、南伊勢町で2人、多気町、大台町、玉城町、志摩市、紀宝町、非公表で1人ずつ。このうち237人の感染経路が分かっていない。