4月1日JR加太駅舎リニューアルオープン 当時の姿残し、駅舎内に憩いの場「加太サロン」設ける 亀山

【テープカットで祝う櫻井市長(左から3人目)ら=亀山市加太市場のJR加太駅で】

【亀山】4月1日にリニューアルオープンする、亀山市加太市場のJR加太駅舎の記念式典が26日、同駅で開かれ、同市の櫻井義之市長やJR西日本近畿統括本部の水口英樹大阪支社長のほか、加太地区まちづくり協議会長ら関係者約50人が列席し、櫻井市長ら六人がテープカットで祝った。

櫻井市長は「古き良き時代の駅舎の雰囲気を残しつつ、温もりのある新駅舎が、加太地区のにぎわいづくりの新たな展開につながり、世代を超えて受け継がれることを願います」と式辞した。

昭和11年建造の駅舎は、木造駅舎百選にも選ばれており、昭和40年代のSLブーム時には、関西本線随一の難所『加太越え』に挑む蒸気機関車の勇姿を撮る多くの鉄道ファンが降り立つなど歴史ある駅舎。

令和2年3月に、JR西日本から無償譲渡を受けた市は、当時の姿を残しつつも地域のにぎわいにつなげる拠点として、加太駅舎活用委員会らと協議を重ね昨年7月に改修工事に着手した。

【JR加太駅舎内に設けた「加太サロン」】

新駅舎は、木造平屋建て日本瓦ぶきで、床面積は101平方メートル。総事業費は約3734万円。当時の外観と待合室内の切符売り場や改札口は残し、新たに地元住民の憩いの場として、市内産のスギ材でテーブルや椅子、棚などを設置した「加太サロン」を設けた。

また、サロン内の壁の一部には、同市野登地区のミツマタを原材料にした和紙を貼り、地元児童と園児らが描いた絵のアートパネルも展示した。

新駅舎は、加太地区まちづくり協議会が維持管理するという。「加太サロン」の利用は午前10時―午後4時。月曜、祝日、年末年始は休み。