移動金融店舗車、4月から本格運行 JA伊勢

【移動金融店舗車内の窓口で利用者(右)に対応するJA職員(JA伊勢提供)】

【度会郡】JA伊勢は4月1日から、利用者の利便性向上と災害発生時における金融サービスの維持を目的に、信用事業の窓口端末機を搭載した「移動金融店舗車(かけはし号)」を本格運行する。

同車は二トントラックの荷台部分に接客カウンターを設け、JA職員が利用者と対面で貯金の入出金、通帳記帳、公共料金の支払い、ローンや年金の相談などを行う。防犯カメラや緊急通報システムも備えている。大規模災害発生時は車両を被災地に派遣し、迅速に金融サービスを提供する。

JA伊勢によると同車の導入は二台目。管内全域を対象とした金融店舗・現金自動預払機(ATM)の再編に伴い、3月末で店舗が廃止される度会町と南伊勢町の計六地区で1月24日から試験運行を実施。利用者からも好評を得ているという。今後も六地区を巡回し、週五日それぞれ約二時間ずつ営業する。

【テープカットをして移動金融店舗車の本格運行を祝う西村代表理事組合長(中央)ら=度会町大野木のJA伊勢本店で】

度会町大野木のJA伊勢本店でこのほど、出発式があり、同車がお披露目された。西村隆行代表理事組合長は「この車両が組合員や利用者との架け橋となることでこれまでと変わらぬサービスを提供し、大規模災害が発生した際にも貢献できると期待している」とあいさつ。関係者らがテープカットをして4月からの本格運行を祝った。