桜に合わせ国史跡「旧豊宮崎文庫」一般公開 伊勢・三重

【史跡内にある五分咲きほどになったオヤネザクラ=伊勢市岡本の旧豊宮崎文庫で】

【伊勢】サクラの開花に合わせ、伊勢市岡本の国史跡「旧豊宮崎文庫」が一般公開されている。敷地内にある市の天然記念物「オヤネザクラ」は見頃を迎え、訪れる人を楽しませている。

豊宮崎文庫は、1648年に創設された神宮神職の修学場。明治時代に火災で焼失し、現在は、門と土塀が残る。敷地内にオヤネザクラの原木2本と、ソメイヨシノが30本ほどあり、毎年見頃に合わせ開放している。

オヤネザクラはヤマザクラの一種で、ソメイヨシノより咲き始めが早い。最初は花が白く、満開近くになると濃いピンク色に色づくのが特徴。1月に、市の木に制定された。

27日は市職員による史跡やサクラの解説もあり、地元の人や観光客らが楽しんでいた。市文化政策課の担当者は「陽気に恵まれ、朝から一気に開花した。オヤネザクラの色が変化する頃、また楽しんでほしい」と話していた。

公開は4月3日まで(開花状況により変更あり)。