大会出場辞退パールズに寄せ書き ラグビー三重とこわかセブンス

【ラグビー仲間からの心温まる激励の言葉が書き入れられたTシャツを掲げる三重パールズの選手ら=20日】

19、20日に三重県鈴鹿市で行われた、女子7人制ラグビーの大会「三重とこわか女子セブンズ」で、新型コロナウイルスの陽性確認のため出場を断念した三重パールズに、参加チームから激励の寄せ書きが贈られ、関係者を感激させた。

コロナ禍で中止になった三重とこわか国体の代替大会で、三重代表として地元国体での活躍を目指していた三重パールズの選手らに、練習の成果を披露する場をと三重県ラグビー協会などが企画した。

大会開催に当たっては、女子7人制の国内最高峰、太陽生命ウイメンズシリーズで昨年年間総合準優勝した東京山九フェニックスなど5チームを招いた。しかしPCR検査の結果、複数の選手から陽性反応が認められ、三重パールズは開幕直前で無念の出場辞退を決断した。

寄せ書きが披露されたのは最終日の閉会式。参加5チームからそれぞれ1枚ずつメッセージ入りTシャツが贈られた。いずれも「互いにレベルアップを」「コロナに負けずに次また逢いましょう」などと温かい言葉が書き込まれ、この大会を最後に引退する予定だった2選手を気遣う言葉もあった。

大会には感染を免れた選手、スタッフらが裏方として参加していた。思いもかけない贈り物にプロジェクトマネジャーの飯田倫大さんは「正直報われた思いがあった」。「気遣いと優しさに感動して泣いてしまった」と振り返る玉井希絵選手は「ラグビーで恩返しできるよう元気な姿で再びグラウンドに立ちたい」と話している。