3教員を懲戒免職 三重県教委、わいせつ行為で

【教員の処分を発表し、頭を下げる木平教育長=県庁で】

女性にわいせつな行為をしたとして、三重県教委は25日、県立白子高(鈴鹿市白子四丁目)の男性教諭(40)、県立特別支援学校西日野にじ学園(四日市市西日野町)の男性講師(43)、四日市市立中学の男性教諭(38)を、いずれも懲戒免職処分とした。

県教委によると、白子高の教諭は1月8日の午後2時半ごろと同3時ごろの2回、東員町内のショッピングセンターで、試着室の下からスマートフォンを向けて着替中の女性を盗撮。被害者が気付いて発覚した。

この2件以外でも平成30年3月ごろから10回程度にわたり、県内のショッピングセンターで女性のスカート内を盗撮した。県教委の聞き取りに「自らの欲求を抑えられなかった」と話しているという。

西日野にじ学園の講師は2月26日午後8時半ごろ、大阪市内のコンビニで女性のスカート内にスマートフォンを向けて動画を撮影し、大阪府警に迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。

このほかにも県内外のコンビニとスーパーで、同様の方法で50回程度の盗撮をしていたことが府警の捜査で発覚。講師は「ストレスを発散するために盗撮した。スリルや達成感があった」と話したという。

中学教諭は勤務していた学校の元生徒に平成29年度から30年度まで、わいせつな行為をした。元生徒が今年1月、市教委に訴えて発覚。県教委は「被害者の保護」を理由に学校名を公表していない。

木平芳定教育長は25日の定例記者会見で「学校教育への信頼を著しく損なう行為で深くおわび申し上げる」と陳謝。「大変に厳しい状況。重く受け止めている。服務規律を徹底させる」と述べた。

再発防止策として、今回の事案を全ての教職員に周知し、各学校の職員会議などを通じて校長からの指導を徹底すると説明。市町の教育委員会や県立学校長会議などでも情報共有を図る考えを示した。