三重国体の実行委が解散へ 知事、レガシー生かしていく

【三重とこわか国体・三重とこわか大会実行委員会最後の総会であいさつする一見知事=津市北河路町のメッセウイングみえで】

新型コロナウイルスの影響で中止となった第76回国民体育大会「三重とこわか国体」・第21回全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」の実行委員会の最後の総会が22日、一部オンラインで開かれた。同実行委は同日解散が決まったが、一見勝之知事は「三重県のスポーツの火を消さない」として、両大会のレガシーを県政に生かしていくと強調した。

次期国体の開催時期については、財政状況や市町の理解を得た上で「3巡目の順番を待つことなくできるだけ早期の開催を目指して行きたい」。県の担当部局からは、スポーツ施設の改修・修繕費のほか、安定的な競技力の確保▽大規模大会の誘致・開催の推進などを目的に、約20億円が新年度予算に盛り込まれたことが報告された。

県内では昨年8月、鈴木英敬前知事が、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、9月から10月にかけて開催を予定していた両大会の中止決定を文部科学省などに申し入れたと発表。9月には一見知事が、「確実に延期できるかは難しい」として、三重とこわか国体の6年後の延期開催の断念を発表した。