ラッコ飼育の歴史や生態学べる企画展 三重・鳥羽水族館

【ラッコの飼育の歴史や生態について展示した企画展=鳥羽水族館で】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3丁目)で19日、ラッコの「キラ」と「メイ」を中心にラッコの飼育の歴史や生態を学べる企画展「キラ☆メイて!トバスイ春のラッコ祭り」が始まった。5月9日まで。

国内施設で初めて展示された80年代以降、変わらぬ人気を集め続けているラッコだが、保護を目的とした輸入制限により国内での展示個体は年々減少。現在国内で飼育されている姿が確認できるのは、同館で飼育するキラとメイを含めた四頭だけとなった。

企画展では、同館で初めてラッコが展示されることになった昭和58年10月から現在までの飼育の足跡をたどる年表や、ラッコの分布や生態を骨格標本や剥製と共に詳しく説明した学習コーナーを設置した。

また国内初の赤ちゃんとしてラッコブームの火付け役となった「チャチャ」や、メイの母親「ポテト」、芸達者として人気を集めた「ロイズ」など歴代のラッコの写真を円柱型のディスプレイに展示した写真展も開催。このほか食堂や売店で記念グッズも販売する。

連休初日とも重なり、館内は多くの人で賑わっていた。広報担当の中村文哉さん(34)は「ラッコの魅力やかわいさを入り口に、身近な生き物の生態に近づくきっかけにしてもらえたら」と話していた。

2頭の誕生日に合わせて4月21日と5月9日には特製ケーキをプレゼントするイベントも開催する。