伊勢根付を知って 菰野町のパラミタで作品展

【来場者に説明する大眞さん(右)=菰野町大羽根園のパラミタミュージアムで】

【三重郡】江戸時代から伝わる伝統工芸品「伊勢根付」を手掛ける職人や作家ら5人による作品展が、三重県菰野町大羽根園のパラミタミュージアム一階、小ギャラリーで開かれている。27日まで。小ギャラリーは入場無料。

根付は、着物の帯から巾着や印籠などを下げる際に使われた留め具。「伊勢根付」は、伊勢市の朝熊山産のツゲを使うのが特徴という。わずか数センチの大きさの留め具に、精巧な彫刻が施されている。

会場には、動物や虫、花などをかたどった根付約70点が並ぶ。訪れた人は熱心に見て回り、小さな芸術品を楽しんでいた。

出品者の一人、大眞(だいしん)さん(40)=菰野町=は「作品展を通して、三重で受け継がれてきた伊勢根付を一人でも多くの人に知ってほしい」と話した。そのほかの出品者は、紫苑さん(伊勢市)、石井夢峰さん(津市)、しょうじさん(松阪市)、平泰平さん(伊勢市)。