348人感染1人死亡、高齢者施設でクラスター、新型コロナ

三重県は20日、未就学児から90代までの男女348人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比較して154人の減少。県内の感染者は延べ5万885人となった。

県によると、新型コロナに感染して入院していた90代の男性が19日に死亡した。基礎疾患があったといい、県は「新型コロナが死因だった」としている。県内感染者の死者は262人となった。

入所者や職員ら16人の感染者が判明していた県内の高齢者施設では、新たに入所者1人の感染を確認。県は20日、この施設で県内145例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

感染者が判明した施設内の区画では、入所者や職員ら計136人が検査を受ける見通し。県は食事の介助などを通じて感染が広がったとみている。この施設は新規の受け入れを停止しているという。

20日現在の病床使用率は29・4%で、前日から0・9ポイントの低下。2日ぶりに30%を下回った。入院中の感染者は前日比5人減の157人、自宅療養者は76人減の3385人となった。

新規感染者は四日市市で70人、鈴鹿市で56人、津市で49人、松阪市で35人、桑名市で33人、伊賀市で20人、伊勢市で18人、名張市で14人、いなべ市で12人、亀山市で11人、菰野町で9人、明和町と志摩市で4人ずつ、鳥羽市で3人、東員町、朝日町、県外で2人ずつ、多気町、大紀町、紀北町、熊野市で1人ずつ。このうち162人の感染経路が分かっていない。