2週間の延長を決定 コロナ再拡大阻止重点期間 三重

【再拡大阻止重点期間の延長を決めた対策本部員会議=県庁で】

三重県は17日の新型コロナウイルス感染症対策本部員会議で、21日を期限としていた独自の「再拡大阻止重点期間」を来月3日まで延長すると決めた。引き続きマスク会食や黙食の徹底を呼び掛ける。

県によると、再拡大阻止重点期間は、まん延防止等重点措置終了後の7日に発出。新規感染者が依然として多いことや、人流が活発化する年度替わりを控えていることなどを踏まえて13日間の延長を決めた。

県は重点期間の延長に当たり、呼び掛けの一部を緩和。4人以下の会食は「できるだけ」と追記し、自粛を求めていた県外移動の記述も「移動先の感染状況に留意し、慎重な検討を」と変更した。

卒業式や入学式、入社式などを開く場合は、特に感染防止対策を徹底するよう求める呼び掛けを追記。花見の宴会をはじめとする屋外でも、大人数や長時間の飲食を避けるよう呼び掛ける。

この日の会議では、病床使用率の低下を踏まえて津市内の臨時応急処置施設を22日から休止することを決定。現状は524床としている確保病床数を4月から457床に戻すことも確認した。

一見勝之知事は「今のところ新規感染者の減少傾向は続いているが、いつ反転するかは分からない」と指摘。「再拡大の恐れがあることを肝に銘じて業務に励んでほしい」と幹部職員らに指示した。

また、会議後の記者会見では「新規感染者や病床使用の減り方が非常に緩い。昨年も一昨年も、この時期に感染者が増えている」と説明。マスク会食や黙食、ワクチンの追加接種などを県民に呼び掛けた。

一方で「観光事業者は疲弊している。重点期間の終了後は観光について何らかの手だてを考えたい」などと述べ、新規感染者の減少傾向が続けば4月から観光振興策を実施する考えも示した。