高2古屋君が超難関の電験二種合格 松阪工 三重

【合格通知を手にする古屋君=松阪市殿町の松阪工業高校で】

【松阪】松阪市殿町の三重県立松阪工業高校(宮下昌彦校長)は17日、国家資格の第二種電気主任技術者試験(電験二種)に電気工学科2年の古屋琢人君(17)=同市星合町=が合格したと発表した。同校で2年生の合格は初めて。

電験は三種から一種まであり、三種は高卒範囲の出題で、工場やビルの電気設備の保守管理ができる。上級の二種は大企業・工場が対象となる。

三種の高校生の合格は毎年20―30人。同校は昨年度、古屋君ら8人が合格した。二種は全国で8933人が申し込み、合格率は4・6%だった。

同校は三種受験に備え1月から、午前7時半からのゼロ限授業を実施し、夏休みも土日曜以外は午前8時半から夕方まで補習している。古屋君は補習に加え、二種に向け独学で頑張ってきた。

古屋君は「微分積分がもともと好きで参考書を見ていた。過去問を解けば受かるか受からないか分かるけど、解けた。大学に進学し、技術職に就きたい。勉強したい」と喜びを語った。

宮下校長は「高校生の二種合格は全国的にも大変珍しい。昨年度に本校3年生を含む2人が合格し、10年ぶりだった。2年生の合格は本当に珍しい」とたたえた。