リサイクルパークで研修 長野の地域おこし協力隊員 古木さんが鳥羽市長に報告 三重

【ごみの堆肥化などを学びに研修に訪れた古木さん(中央)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】長野県小布施町で地域おこし協力隊員を務める古木里菜さん(27)が16日、三重県の鳥羽市役所を訪問し、同日から1カ月間の日程で予定している市リサイクルパーク(大明東町)での研修への着任を中村欣一郎市長に報告した。

同リサイクルパークはごみの再資源化に向けた県内唯一の環境啓発拠点施設として平成19年に設立。生ごみの堆肥化やリサイクルごみを活用したリユースショップの運営などを中心に、県内外からの視察も多数受け入れているという。

古木さんは茨城県石岡市出身で、昨年9月に3年間の任期で同町協力隊員に就任。ごみ削減担当として活動する中で、堆肥化について取り組む同リサイクルパークの存在を知り、自ら町に研修を申し出たという。

研修では1カ月間、町内に滞在して現場目線で家庭ごみの受け入れ風景や堆肥の管理方法などを学ぶ。将来的には同様施設の開設を町に提案したい考えとし、「コンパクトに自立していて働いている人が生き生きしていると感じる。吸収できるところを吸収できるよう臨みたい」と話した。

報告を受けた中村市長は「持続可能な取り組みとして観光地としての質も上がるのでは」と歓迎した。

市から管理委託を受けてリサイクルパークを運営するNPO法人「とばリサイクルネットワーク」の中村孝理事長(64)は「互いに良さを吸収し、もし長野に施設を造るときには協力していきたい」と話していた。