
【松阪】松阪もめんフェスティバル実行委員会は16日、松阪市役所で竹上真人市長と面会し、19日から三重県津市一身田上津部田の県総合博物館2階交流展示室で始まる企画展をPRした。
松阪もめんフェスは毎年、松阪市中心商店街で開き、7回目となる。伝統産業の松阪木綿を通じて郷土愛を育み、街の活性化につなげようと、商店街と連携してファッションショーやもめんトークなどを実施してきた。
県総合博物館では「松阪もめんフェスティバル2021 in MieMu」のタイトルで27日まで開催。綿栽培から手織り、機械織りの工程や、県立松阪工業高校繊維デザイン科など「松阪もめんを支える人たち」を紹介し、綿から糸を紡ぐ体験会を開く。
同実行委の高岡良治委員長は「コロナ禍で2年まともにできていないが、今年松阪で開くコットンサミットに向け弾みをつけたい」と来場を呼び掛けた。
竹上市長は「今年は松阪木綿が大ヒット商品になった三井高利の生誕400年。松阪市でコットンサミットを開き、松阪木綿に光が当たる。観光交流に力を入れる年にしたい」と話した。