父親に懲役2年、保護観察付き執行猶予3年 長男暴行事件、津地裁判決

三重県鈴鹿市の自宅で小学2年の長男(8つ)に暴力を振るってけがを負わせたとして、傷害の罪に問われたペルー国籍のベネガス・ペレス・ジュリオ・ヤイル被告(27)の判決公判が15日、津地裁であり、柴田誠裁判官は、懲役2年、保護観察付き執行猶予3年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。

柴田裁判官は判決理由で、「重量のある椅子を顔面にたたきつけてけがをさせており、非常に危険で、悪質」と非難した。一方、ヤイル被告の反省状況なども踏まえて執行猶予付き判決とし、保護観察を付けた。

判決によると、昨年6月15日午後9時ごろ、同市の自宅で、長男の顎をベルトでたたき、腰背部を足で踏みつけるなどの暴行を加え、全治約1週間の下顎・右腰背部打撲の傷害を負わせた。また、10月6日午前7時10分ごろ、自宅で長男の上半身を押して転倒させ、重量約10キロの椅子を顔面にたたきつけ、全治約39日間の左顎下打撲傷の傷害を負わせた。